しあわせは あなたらしさ。

突然ですが、皆さんはお掃除の仕方に何かルールはありますか?
どこからはじめる?どこに一番力を入れる?掃除道具は?そして頻度は?
仕事こそしているものの、家族がそれぞれ独立し現在は夫と二人暮らしの私。家族構成は変われども相変わらずのズボラは治らず、床掃除は日々ルンバにお任せで概ねOK。(ただし築90年の我が家、段差が多くロボットをあちこち連れて歩く始末ではあります。)そして恥ずかしながら拭き掃除はほとんどしないので、壁や家具は気が付くと埃だらけということも・・。ただ、流し台の金具とコンロはピカッとすると気持ちがよく、二日に一度は必ず磨く。
と、いうように、お掃除だけに限らず、皆さんそれぞれに暮らしのこだわりがありますね。
「私はこれ」とその都度選び取った結果が、私のルール=私らしさになっていくのだと思います。


日頃拝読している一田憲子さんのブログにこんな文章がありました。
「自分の暮らしを自分でつくる。それは、とてもささやかではあるけれど、いちばん確かな、自分の幸せを自分でつくる行為なのだなあと思います。」
これは一田さんの高齢のお母様の家事のこだわりについて書いた文章に記されていたもの。名字の発音が同じということで私が勝手にシンパシーを感じている一田さんは、『暮らしのおへそ』などを手掛ける編集とライターさん。飾らない地に足の着いた考え方と温かみのある文章に私はいつもあこがれを抱いていて、ひそかな彼女のファンなのです。そこでこの一文。そうそう、そうなんです。
人生は、ささやかな選択と日々の積み重ね。60数年生きてきて、映画のようにドラマティックな出来事はまず起こらないことは経験済み。そんな中でしあわせをつくるのは、とりもなおさず自分らしく生きるということなのだなぁと、しみじみしてしまうのです。


「たまごで人をしあわせに」がモットーのデイリーファーム。
たまごは日々の生活に寄り添う食材。毎日でもお使いいただけるたまごという食材を提供できる私たちはとても恵まれている、と常々思っています。
 私どものたまごを選んでくださったお客様が、「お弁当のたまご焼き美味しかった」「お母さんのシフォンケーキ大好き」というご家族の声で、よかった、また明日も頑張ろう!と元気になっていただけたら。
 そして、私どもがこれから歩んでいく先も、「デイリーファームらしいね、ココテラスの丘らしいね」と言っていただけるように。スタッフひとり一人がいきいきと自分らしさを発揮できますように。これからもわたしらしさを表現できるしあわせに感謝してまいります。

デイリーファーム副社長 市田 千文

投稿者:cocoterrace_admin