作り手を訪ねて 【トマト編】

今回は、レシピヲのオムライスのチキンライスと、トマトケチャップで使用している「THファーム」さんにお邪魔しました。

THファームさんは知多半島にあるトマト農家さんで、「ハイポニカ農法」という方法でトマトを栽培しています。この言葉を初めて耳にした方も多いかと思います。従来のトマトの栽培は、土に苗を植えて、水をあげて収穫するイメージですが、このハイポニカ農法は常識を覆します。一つの種を植え、天井に向かって苗が広がっていき、通常では考えられないほどのトマトが実ります。こちらの方法では、5000個以上の実がなる(普通は150粒)など、収穫量が驚異的に増えるそうです。

大参(おおみ)さんご夫婦は1985年に、筑波万博でこちらの栽培方法を目にし、新しい技術に惹かれ取り入れたいと思ったそうです。2000㎡という広大な場所にある約50本の苗を”トマトは生き物だからお休みできない“と夫婦二人で大切に育てていらっしゃるそうです。今回はそんな大参さんご夫妻に日頃疑問に思っている事を聞いてみました。


ココテラス:トマトの一番美味しい時期はいつですか?

生産者:3月~6月の春の時期が1番美味しいです。11月のトマトも甘みがあります。

ココテラス:家庭でトマトを保存する時はどうしたら良いですか?

生産者:常温で保存がおすすめです。食べる1時間前に、冷蔵庫に入れて頂くと美味しくお召し上がりいただけます。THファームのトマトは皮が厚く、丈夫なので長持ちするのが特徴です。

皆さんは「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言い回しをご存知でしょうか?この言葉は「医者にかからなくて済むほどトマトは健康に良い」といった意味なのです。THファームさんで作られているトマトは、通常のトマトよりも栄養価も糖度も高く、数値からもおいしいことが実証されています。そして、レシピヲで使用されているトマトケチャップには、ケチャップ300gに対してなんと!2㎏ものトマトが贅沢に使用されています。トマトは火を入れると栄養価が上がると言われ、加熱して作るケチャップには旨味と栄養が凝縮されているので、納得の美味しさです。

取材中も、終始笑顔で仲良く答えてくださった大参ご夫妻。お二人が丁寧に愛情を込めて、トマト作りをしているのが伝わってきました。私たちも、改めて素材の大切さを実感した日となりました。
これからも、お客様に安心・安全、そして美味しいものをお届けしていきます!

ココテラスの丘スタッフ 石野

投稿者:cocoterrace_admin